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日本泳法ポップアップ ~水との対話~
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投稿者: webmaster 投稿日時: 2009-5-11 9:00:00 (400 ヒット)

●○◎──────────────────────────
   日本泳法 ポップアップ
   ---水との対話---
【#30】技術編その6=技法
──────────────────────────◎○●

日本泳法ポップアップの仕掛け人、小里文生(こざとふみお)です。
しばらくご無沙汰でした。その間色々と考えていました。
今回は「技法」について判りやすく説明したいと思います。

  ◇ ◇ ◇

「技法」と一言で言ってもその種類はたくさんあります。
簡単に言えば効率よく練習をする為の方法です。

今回はその中の一つをお話します。
当流は基本足がカエル足です。
カエル足は両足の裏で水を後ろに蹴り、その反作用で身体を前進させます。
こんな事を今更言わなくても皆さんは先刻ご承知ですよね。

ところが足の裏で水を蹴ることが出来ない人にとって、これは大変難しい事なのです。

日本泳法の流儀には紀州を中心にしたカエル足を基本とするものと扇足を基本とするものがあります。

12流の中で、カエル足を基本としているのは小池・能島・観海流で、扇足とカエル足を用いているのが神統・岩倉流です。

ですから12流の中で純粋にカエル足基本を採用しているのは僅か3流(25%)ということになります。

カエル足をするには足首に力を入れて脚を曲げて踵をお尻の所に引いてこなくてはなりません。

前述の通り、両足の裏で水を捉えるためには足首に力を入れて、足首を曲げなければならないのです。

もうお判りですね。
足首に力を入れるという意識が必要なのです。
反対に足首に力を入れないと、足首は伸びるかもしれません。
かも知れないというのは、その人によって足の甲や足の裏で水を掴む、掴み方が違うのです。

そこで言える事はカエル足を練習するには足首を曲げるという意志の力を必要とすると言う事です。

扇足では煽るほうの足首に力を入れてはいけません。力を抜いて自然にすることが大切なのです。

よく生徒の扇足を見た指導者が「足首が硬い」と言っているのを聞きますが、言われたほうはどうすればよいのでしょうか?
生徒が自分で判断をして足首を柔らかく出来るとはとても思えません。とても不親切な指導です。

足首を柔らかくしたり、意識を持って足首を曲げたりするために「技法」を使います。

○○○ 今日の一言 ○○○

スポーツの醍醐味は、思い通りにならない自らの身体や心とどうつきあっていくか、にある。(毎日新聞余録2007.10.8)

  ◇ ◇ ◇

【編集後記】
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
先師加藤石雄は常に「書くことは難しい、どのような事実が後から出てくるか分からない」と言っていました。
ましてオヨギの方法を書くというのはまさに畳の上の水練で、難しい事です。
読む人によって受け取り方が違います。
このメルマガを読まれた皆様の率直な感想をお待ちしています。
感想は以下のWebで「管理者へコンタクト」からお願いします。
http://www.popup-swim.net
また会員様向けのフォーラムをこのWeb上に設けましたので、そちらへの投稿も歓迎します。


投稿者: webmaster 投稿日時: 2009-4-6 9:00:00 (209 ヒット)

●○◎──────────────────────────
   日本泳法 ポップアップ
   ---水との対話---
【#29】技術編その5=技法
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日本泳法ポップアップの仕掛け人、小里文生(こざとふみお)です。

今までの経験による日本泳法の技術論をお話します。
これは経験によるもので流儀の主張に偏るものではありません。
従って流儀の約束事などとは違う事もあるかと思いますので悪しからず。
次の言葉を座右の銘として発信します。

■ 体験してはじめて身につくんだなあ(相田みつを)■

  ◇ ◇ ◇

前回は「振り子の定理」についてお話をしました。
日本泳法は定理をうまく使う事で、自然の形のオヨギを学ぶことができます。
しかし、その定理を履修する上で重要なのが練習方法です。
練習を効率よくするための方法。
単に練習法と言ってしまうと何処にでもありそうですが、効率よく習得するための方法を「技法」と呼ぶ事にしました。
私達の若い頃は海で練習し、かなりきついトレーニングをあえて行ないました。
それが良いと考えられていたからです。
しかし、今はそれらの経験を生かして、楽に技術を習得する方法が考案されつつあります。
楽をして高度な技術が身につくと言うような虫の良い話が実はあるのです。
指導者がそれに気付いているか、指導の仕方で大きく変わります。
技法をもって指導すれば、大人は効率よく理解し技術を習得する事ができます。
今年3月の日本泳法研究会で「游士研鑽会」と言う初めての試みが行なわれました。
78名の参加者がそれぞれ2種目を泳ぎました。
その結果の偏差値を各自に知らせてくれるようです。
私は2階の観覧席で見ていました。
2階には音声が届かず、泳いでいる人が何処の誰か、種目は何かまったく知らされないままにオヨギを見る事になりました。
初めての経験でしたが、これが良い体験になりました。
同じようなオヨギ方でも、所属団体によって違いがありますし、何と言うオヨギを泳いでいるのかなど瞬時に判断する必要がありました。
基本や約束事を正しく教えている団体とそうでない団体があり、それによってオヨギから受ける感覚がまったく違うという事が分かりました。
今まではアナウンスによってある程度の前知識があったので、今回ほど違和感は感じなかったのでしょう。
游士資格を持っている方達が泳いでいるにもかかわらず、オヨギの基本が出来ていない人がいたことは誠に残念な思いをしました。
これは指導者が一寸注意をすればよい事で、団体によるばらつきがあっては習っている人が不幸です。
基本に忠実に教え、練習する事も技法のひとつです。

○○○ 今日の一言 ○○○

とらわれず、偏らず、こだわらず、雲の如くに、水の如くに

  ◇ ◇ ◇

【編集後記】
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
先師加藤石雄は常に「書くことは難しい、どのような事実が後から出てくるか分か
らない」と言っていました。
ましてオヨギの方法を書くというのはまさに畳の上の水練で、難しい事です。
読む人によって受け取り方が違います。
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感想は以下のWebで「管理者へコンタクト」からお願いします。
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また会員様向けのフォーラムをこのWeb上に設けましたので、そちらへの投稿も歓迎
します。
楽泅舎主人の辛口トーク3月版がアップされました。
こちらからどうぞ。
http://www.koikeryu.com/framepage1.html


投稿者: webmaster 投稿日時: 2009-3-23 9:00:00 (247 ヒット)

●○◎──────────────────────────
   日本泳法 ポップアップ
   ---水との対話---
【#28】第58回日本泳法研究会
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日本泳法ポップアップの仕掛け人、小里文生(こざとふみお)です。
第58回日本泳法研究会(課題:岩倉流)の感想を水右衛門より述べます。

  ◇ ◇ ◇

3月21日~22日、岩倉流の研究会が和歌山市で開催されました。
21日(土)、日本水泳連盟の林利博会長をはじめ約400人の参加者の下で午後2時から約1時間半に亘って岩倉流の研究発表座学が行われました。
22日(日)、和歌山市立市民温水プールで実技発表が行なわれました。

今回の発表では那須賢二宗家になって初めての会でもあり、今までより充実した内容でした。準備をしてこられた同流の関係者のご苦労を感じます。
紀州徳川家の資料として重要な、そして膨大な南紀徳川史からの引用をされていることからもその努力の一端を窺う事ができます。

まだ資料を全部読めていませんが、ポイントを以下に述べます。
1.岩倉流と熊本の関係について
今まで色々な資料に散見されていたものが纏められ、今回の研究資料に記載されました。

その結果、今回は流祖岩倉郷助重昌やそれ以前の判明している先祖(山左衛門重安・竹右衛門重之)が直接的に熊本と係わりはないとの判断を示されています。

2.岩倉流独特の基本足、「足巻」について
今回再現研究がなされ、発表されました。
現存12流派の中では蛙足を用いているのが、紀州系統の小池・能島・観海流と鹿児島の神統流(扇足も用いる)です。

同じ紀州の流儀でも岩倉流だけが蛙足では無く、片方または両方の足の甲で水を煽るのが足巻です。

同流の高浜義春氏の足巻を見た事がありますが、それ以来久しぶりに足巻を拝見し、研究をされた那須宗家のご努力に敬意を表します。

前述の熊本との関係により、小堀流或いは八幡流の影響が足巻という独特の足裁きと関係があるのではないかと見られています。

○○○ 今日の一言 ○○○

人は人との関わりによって成長する

  ◇ ◇ ◇

【編集後記】
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
日本水泳連盟では例年3月に研究会、8月に日本泳法大会を開催しています。
今年8月には浜松市で大会があります。
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投稿者: webmaster 投稿日時: 2009-3-16 9:00:00 (220 ヒット)

●○◎──────────────────────────
   日本泳法 ポップアップ
   ---水との対話---
【#27】日本泳法研究会in和歌山
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日本泳法ポップアップの仕掛け人、小里文生(こざとふみお)です。
第58回日本泳法研究会(課題:岩倉流)が和歌山市で開催されます。
この和歌山の見所をご紹介します。
折角ですから連休を利用して少し早くから行って見るのも良いかと思います。

  ◇ ◇ ◇

1.三光寺:岩倉流・岩倉家菩提寺(吹上)
△山門を入って本堂の左側にお墓があったと記憶しています。△

http://blogs.yahoo.co.jp/haduki223/27768737.html
http://9199.jp/phone_page/04657394/

2.正住寺:能島流・多田家菩提寺(東長町)
△山門を入ってすぐ左の塀際に石塔があります。
これは多田家の墓石を整理して多田一郎の孫に当る多田嘉一郎氏が立てたものです。
父親は呉の海軍兵学校に能島流関連資料を寄贈したことで有名な多田嘉苗(かなえ)さんです。△

http://wakayama.nichiren.ac/kannai/1012syoujuji.html
http://9199.jp/phone_page/04656908/

3.和歌山城:天正13年羽柴秀吉が弟秀長の為に築城、その後浅野幸長が改修。
元和5年(1619)7月徳川頼宣が五十五万五千石の大名として入城。(一番丁)

http://www2.odn.ne.jp/~chx69820/spot/castle/castle.htm

4.紀州東照宮:徳川家康と頼宣を祭神とする。(和歌浦)

http://www.d2.dion.ne.jp/~hidei/

○○○ 今日の一言 ○○○

小さい事を重ねる事が、とんでもないところに行くただひとつの道(イチロー)

  ◇ ◇ ◇

【編集後記】
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
小池家の墓は残念ながら無くなってしまいました。
去年は鈴鹿での研究会の後、小池流の第二の故郷である三重県度会郡田丸に行って来ました。
「田丸紀行」として纏めつつありますが、もう1年が過ぎようとしています。

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投稿者: webmaster 投稿日時: 2009-3-9 9:00:00 (312 ヒット)

●○◎──────────────────────────
   日本泳法 ポップアップ
   ---水との対話---
【#26】踏水という言葉についてのお話
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日本泳法ポップアップの仕掛け人、小里文生(こざとふみお)です。
前回日本泳法各流のオヨギの表現についてお話しましたが、踏水と言う文字について質問がありましたので、少し詳しくお伝えします。
  ◇ ◇ ◇

小堀流踏水術は立ち泳ぎを得意としています。
立ち泳ぎで水を踏み身体を浮かすと言う意味で「踏水術」と呼ばれているように思われていますが、それだけではないようです。

流祖小堀長順常春は「踏水訣」と言う印刷された書籍を出版しています。
これは宝暦8年3月に浪速書坊(房)から出版されたもので、我が国最古の水泳書です。

同流の故稲垣優先生は踏水とは中国では泳ぐ意味に使われたと言われました。
いずれ水の音紙上で纏めたいと思いますが、簡略して以下に述べます。

  ◆■◆

荘子 第19 達生篇に
孔子が呂梁の地で非常にオヨギの上手な男に出会った。
そこは三十尋もある滝があってとても泳げるようなところではない。
最初は自殺をしようとしているのだと思い、弟子に助け出させようとした。
しかし、その男は五六百歩ばかり行った所で水から上がり、鼻歌交じりで堤の上を歩いた。
孔子は男に「水を泳ぐには特別な方法でもあるのかどうか、教えてください」と質問をした。
(阪大名誉教授 森三樹三郎訳注より)

  ■◆■

この部分、原文では「請問、踏水有道乎」(せいもんす、水を踏むに道あるか)となっています。
この男と孔子の問答は続きますが、一般には人生訓的な捉え方になっています。
余談ですが、荘子(そうし)と読めば人を表し荘子(そうず)と読めば書物を表す。とは向井流の故栗原俊男先生から伺った話です。

○○○ 今日の一言 ○○○

足は力を蓄え、手は業を錬る

  ◇ ◇ ◇

【編集後記】
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投稿者: webmaster 投稿日時: 2009-3-5 9:00:00 (300 ヒット)

●○◎──────────────────────────
   日本泳法 ポップアップ
   ---水との対話---
【#25】あなたはオヨギという漢字について知っていますか
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日本泳法ポップアップの仕掛け人、小里文生(こざとふみお)です。
水泳とは水を泳ぐ事を意味しますが、いったいどのような漢字を当てるのが正しいのでしょうか?

  ◇ ◇ ◇

現存の日本泳法各流の名称には色々な漢字が使われています。
小堀流踏水術・神伝流游泳術・小池流泅道・泅水術観海流・向井流水法・水府流水術などと呼ばれています。
(重複する呼び方の流儀は割愛します)
「踏水」とは中国で泳ぐ事を指します。「踏」とは足でトントンと踏み重ねて行くことを表しています。
「泳」と言う漢字は潜りオヨギのことを指します。
「游」という漢字は水上を浮いて行くことを指します。「游士」とは日本水泳連盟が認定している日本泳法の資格ですが、「游士」は「遊士」とも繋がり「遊説をする人」「諸国遊歴の人」「遊び暮らす者」という意味もあります。
「泅」という漢字は泳ぐ事を示しています。元の字はさんずい偏に子という字を書きます。
水泳という漢字が一般的に用いられていますが、文字の起源からはこのように意味が違います。
「游泳術」という言葉は水上、水中のオヨギを意識したものです。
「水術」とは泳ぐ術を意味します。紀州では水泳の事を単に「水」と呼びました。
小池流四代三郎房長はオヨギが上手であった故に「水右衛門」(みずえもん)の称号をお殿様から頂きました。そしてお殿様の「お水方御用」を勤めました。
先師加藤石雄は泅の字を当ててオヨギの道を説き、小池流泅道と名付けました。
剣道、柔道などと同じように道としての精神修養の必要性を説いたものです。
向井流の「水法」も同じように精神面の重要さを意味しています。「向井流水法論」で岩本忠次郎は「水」と「法」の組み合わせについて「水法と名づくる理由」は「游泳の諸術を活用する根本の精神の持ち方、即ち心法をも兼ね戒めてある」と述べています。

○○○ 今日の一言 ○○○

焦らずゆっくり落ち着いて、静かに自分の道を歩め

  ◇ ◇ ◇

【編集後記】
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
色々なオヨギについての言葉、如何だったでしょうか。
私は名詞は「オヨギ」と言い、動詞では「泳ぐ」と書いています。
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投稿者: webmaster 投稿日時: 2009-2-5 9:00:00 (341 ヒット)

●○◎──────────────────────────
   日本泳法 ポップアップ
   ---水との対話---
【#24】都水協日本泳法研究会
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日本泳法ポップアップの仕掛け人、小里文生(こざとふみお)です。

  ◇ ◇ ◇

都水協の日本泳法研究会が2月1日に開催されました。
講師には米澤章、岩下聆の元日本泳法委員お二人で、掛け合いしながら色々な水泳会のお話がありました。

明治時代初期の日本泳法から外国競泳泳法への移り変わりや、その後の日本水泳会の黎明期のお話はとても興味深く拝聴しました。

この中で印象に残った事柄を述べます。

・日本在来の泳法を古式泳法(日本泳法)と呼び、明治以降外国から入ったものを新式泳法と呼ぶ
・古式泳法は游泳術と呼ばれ、実用主義・精神主義である
・実用主義とは武術として、護身術として用いられた
・精神主義(唯心的)としては日本泳法を生きる道として捉えている
・新式泳法はスポーツとしての水泳、学校を通して日本に入り定着した
・当時スポーツは遊び感覚と捉えられた
・1924(大正13)年 大日本水上競技連盟設立
・1925(大正14)年 日本游泳連盟設立
・1932(昭和7)年 大日本水上競技連盟傘下に日本游泳連盟が入る事を協議、8流派を取りまとめたが、日本游泳連盟が断った
・理由は日本游泳連盟は二荒伯爵が会長であり、格下の大日本水上競技連盟には入らない ということ
・大日本水上競技連盟は学生主体で設立と同時に大日本体育協会に加盟している
・1911(明治44)年 大日本体育協会創立、会長は嘉納治五郎
・プロとアマの対立により大日本水上競技連盟と日本游泳連盟が対立した
・スポーツ選手、体育教師はアマチュアと認めるが、水泳や柔道の教師はプロフェッショナルと区分された

確かに当時東京で水泳道場を開いていた人達はそれで糧を得ている人も居ました。

○○○ 今日の一言 ○○○

色は白から黒まで、その間に七色が存在する

  ◇ ◇ ◇

【編集後記】
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
このメルマガを読まれた皆様の率直な感想をお待ちしています。
感想は以下のWebで「管理者へコンタクト」からお願いします。
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そちらへの投稿も歓迎します。






投稿者: webmaster 投稿日時: 2009-1-31 9:00:00 (228 ヒット)

●○◎──────────────────────────
   日本泳法 ポップアップ
   ---水との対話---
【#23】技術編その4=振り子の定理
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日本泳法ポップアップの仕掛け人、小里文生(こざとふみお)です。

今までの経験による日本泳法の技術論をお話します。
これは経験によるもので流儀の主張に偏るものではありません。
従って流儀の約束事などとは違う事もあるかと思いますので悪しからず。
次の言葉を座右の銘として発信します。

■ 体験してはじめて身につくんだなあ(相田みつを)■

  ◇ ◇ ◇

先日ある人から質問がありました。

自分の流儀では振り子を使う事はないと思う。
海で泳がれた流儀なので常に身体は立って平体の泳ぎをしている。

と言う様なことでした。

泳ぐ時には海であれプールであれ「伸び」が必要です。
特に日本泳法では平体・横体を問わず動作の後の残心としての伸びが必要です。
優雅にゆっくりと泳ぐためにはこの伸びが必要不可欠です。
たとえ動作の初めに身体が立っていても、伸びをとる時には身体が水平に近くなる
のです。

その為に必要な解決方法が「振り子」なのです。

○○○ 今日の一言 ○○○

夕暮れに道なお遠し

  ◇ ◇ ◇

【編集後記】
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
都水協主催の「日本泳法研究会」の開催がいよいよ目前。
2月1日に行なわれます。
詳しくはメルマガ#17を参照してください。

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投稿者: webmaster 投稿日時: 2009-1-21 9:00:00 (258 ヒット)

●○◎──────────────────────────
   日本泳法 ポップアップ
   ---水との対話---
【#22】技術編その3=振り子の定理
──────────────────────────◎○●

日本泳法ポップアップの仕掛け人、小里文生(こざとふみお)です。

今までの経験による日本泳法の技術論をお話します。
これは経験によるもので流儀の主張に偏るものではありません。
従って流儀の約束事などとは違う事もあるかと思いますので悪しからず。
次の言葉を座右の銘として発信します。

■ 体験してはじめて身につくんだなあ(相田みつを)■

  ◇ ◇ ◇

前回の「ヌキデ」についてのお話の続きですが、分かりやすく「平游」の話から始
めます。

平游ではカエル足で水を蹴った後(正しくは足の裏で水を後ろに押して行った後)
身体が平面になるので、次の動作をする前に身体を元に戻す必要があります。

平游で足を蹴った方向(伸脚方向線と言う)が水面よりも深くなければいけません。

これは海で波があるようなときに有効になる方法で、現在の競泳のように尻の後ろ
に足を担ぎ、胸を張るような姿勢の平游では水上に足が出てしまいます。

カエル足は身体の中心線上を踵が通るように引いてきて、中心線上を蹴る動作をイ
メージすることが重要です。
(実際は螺旋を描くので直線上を引く事はできませんが・・・)

その時の伸脚方向線は水面と平行ではなく、深くなります。
これで波があっても足が空中に出ること無く泳ぐ事が出来るのです。

一般に平泳ぎとして泳がれている泳法では、平面に近い体位を取っている事が多い
のです。
プールなどではスイスイと泳げるのですが、自然の水ではてこずる事が多いようで
す。

小池流ではこの種の平面平泳ぎを「平游略体」または「行(ぎょう)」の平泳ぎと
呼び、「平游正体」と区別しています。

脚を曲げて足を尻のところに引いたときに身体が立つと、伸脚方向線は水面に対し
て深くなります。

身体を立てるためには「振り子の定理」を知る事が重要です。
「振り子」とは肩を支点にして胴体や下半身が水面と大きい角度を持つ様に沈める
事です。

手で浮きを取るときに水を掻きながら、肩を少し後ろに引くことを意識する事で身
体を立てる事ができます。

抜臂の時も身体を立てると、足を蹴り出した時に肩が楽に水上に出ます。
身体が平面状であれば肩を十分に抜き出す事はできませんし顎が上がって沈みやす
い姿勢になります。

振り子の練習の仕方については「技法」を研究中で、練習会でも色々と試していま
す。

○○○ 今日の一言 ○○○

オヨギの型は真似る事が出来るが、オヨギは真似る事ができない

  ◇ ◇ ◇

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投稿者: webmaster 投稿日時: 2009-1-13 9:00:00 (223 ヒット)

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   日本泳法 ポップアップ
   ---水との対話---
【#21】第58回日本泳法研究会
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日本泳法ポップアップの仕掛け人、小里文生(こざとふみお)です。

日本水泳連盟主催の第58回日本泳法研究会が和歌山で開かれます。
申込締切は14日ですのでお知らせします。

  ◇ ◇ ◇

第58回日本泳法研究会
開催期日 3月21~22日(日)
開催場所 和歌山市
研究課題 岩倉流

尚今回初めての試みとして游士泳法研鑽会も開かれますので游士資格者は是非チャ
レンジされる事をお勧めします。

申し込み方法など詳細は日本水泳連盟日本泳法委員会のページを参照して下さい。
http://www.swim.or.jp/11_committee/16_jpn-swim/index.html

  ◇ ◇ ◇

【編集後記】
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